集英社『週刊少年ジャンプ』で1979年から1987年まで全387話連載された、ゆでたまごのデビュー作であり代表作でもある。単行本はジャンプ・コミックスで全36巻プラス2010年1月29日に「37巻」が刊行され全37巻。昭和59年に小学館漫画賞を受賞。ストーリーは、人間を超越した存在である超人で日本に住むダメ超人のキン肉マンことキン肉スグルが、次々に立ちはだかる敵と戦っていく。戦うことによって形成される友情の美しさと、単純な勧善懲悪ではない物語で「ダメ超人」とバカにされながらも戦い続けるキン肉マンの成長していく姿を描いている。
集英社『週刊プレイボーイ』において、1998年から連載中、大ヒットした『キン肉マン』の続編コミックスは第1部『second generations』が全29巻、第2部『究極の超人タッグ編』は2010年6月現在22巻まで発売。ストーリーは、キン肉マンの息子、キン肉万太郎を主役として、テリーマンやロビンマスクの息子達を含む新世代超人が活躍する。当初「ヘラクレス・ファクトリー ~伝説の序章~編」のみの短期連載の予定だったが、読者から予想以上の反響によって、連載が始まり初代『キン肉マン』よりもロングランとなっている。
集英社のゲーム雑誌『Vジャンプ』で2001年7月号(2001年5月)から2007年5月号(2007年3月)まで連載。『キン肉マン』の続編であるが、同じ続編の週刊プレイボーイ連載中の『キン肉マンII世』とは別の少年誌向けのストーリーで展開された。ストーリーは、平和だった地球に悪の超人が再び非道の限りをつくし始める、それを迎え討つため地球へやってきた前作の主人公”キン肉マン”の息子、キン肉万太郎! ニュージェネレーションの新たなる戦いが巻き起こる。プレイボーイ版とは異なる超人達のアナザストーリーが楽しめます。
集英社『フレッシュジャンプ』の創刊1982年8月号から唯一の連載作品として連載開始以後、途中に1年半の休載を挟みながら1989年1月号(1988年12月)で未完のまま連載終了。原型となる作品は『週刊少年ジャンプ』の第10回愛読者賞のエントリー作品で1982年15号に掲載された。ストーリーは、毒蛇党に父を殺されたラーメンマンが仇を討つため「超人拳法」の師範・陳に師事。12年間の厳しい修行に耐え、陳より「美来斗利偉・拉麺男」の名と超人拳法の秘伝書「闘龍極意書」を授かった。父の仇討ちを果たすが、再修行を決意しシューマイを弟子として修行の旅を続ける。
1987 年19号(同年4月)に読切作品として掲載された後に『週刊少年ジャンプ』1987年34号から1988年24号に全42話が連載。単行本はジャンプ・コミックスで全5巻。ストーリーは、江戸時代に封印された悪行妖怪が1986年、魔鬼雨山の大噴火によって封印が解かれ108の妖怪が甦る。神は亜鎖亜童子(アーサアどうじ)の石像に命を与えて甦らせ、日本中に散らばる108の妖怪たちの退治を命じる。双子の善行妖怪・百太郎(ももたろう)と琴太郎(きんたろう)の2人が合体して戦闘妖怪・亜鎖亜童子となり霊具を使って悪の妖怪と戦う。
集英社『週刊少年ジャンプ』1989年24号から40号に全17話連載された。コミックスは全2巻。『週刊少年ジャンプ』1988年43号および 1989年5・6合併号の読み切りを経て連載された。ストーリーは、柔道史上最強と言われた柔術家・姿サンタロー。後継者のいない彼は自らの全ての技と柔道着を、常に背負っているバケツに封印し後の世に残すことを実行。、サンタローが没して180年経った西暦20XX年、バケツはロボットの頭部として甦る!正義のダメロボット・スクラップ三太夫が誕生。三太夫は、サンタローの奥義を使いこなし、正義のロボットとして悪と闘ってゆく。
集英社『週刊少年ジャンプ』で1990年33号から1991年13号まで全32話連載された。ジャンプ・コミックス全4巻。原型は『週刊少年ジャンプ』 1990年12号に読切として掲載された『Kick Boxer マモル』。ストーリーは、天才的な走り高跳びの才能を持つ蹴田マモルは親善陸上競技大会へ出場の為に渡タイする、ムエタイの試合会場で3年前に家出した兄・イサオと王者パイソンとの試合を見る、惨敗する兄の姿を見たマモルは敵を討つ為、打倒パイソンを決意、打撃系格闘技のバツヤリ道場第十九代目師範ゼペット・チャンガーの下で修行し打倒バイソンを目指す。
エニックス(現・スクウェア・エニックス)『月刊少年ガンガン』で1993年9月号から1995年4月号まで全20話連載された。単行本はガンガンコミックス全5巻。原型は『週刊少年ジャンプ』1991年11月増刊『Autumn Special』に描かれた同名の作品。ストーリーは、ライオンに育てられたシンが主人公。ある日、金虎党に村を襲われ仲良しのワンタンじいさんや友達の子供が殺されてしまう。次代のライオンハートを探すマー・ライオンに才能を見出されたシンは金虎党への復讐の為に修行を開始。乱暴者でお調子者のシンが修行により心身共に成長し、ライオンハートとなり悪と戦う。
講談社刊『月刊コミックボンボン』1993年8月号から1995年1月号まで全18話連載。ストーリーは、あらゆる異種格闘技と戦い無敗の捕手クミテが創った無敵喧嘩躰術は一子相伝の格闘術。主人公は無敵喧嘩躰術5代目の捕手カオ。幼いころより筋肉の強化と技の上達が見こまれる”スーパーボディ養成スーツ”を着用し、日々の修行に励む。16歳誕生日にカオは力試しの異種格闘技戦を行う。プロボクサー、相撲の横綱、プロレスラーを一蹴したカオは世界一強い男を目指し固く閉ざされていた無敵喧嘩躰術の門を200年ぶりに開き他流派とのバトルを始める。
角川書店『月刊少年エース』で1994年11月号(同年10月) から 1996年6月号(同年5月)まで全19話連載された、単行本は角川Aコミックス全4巻。ストーリーは、食井カンロ通称「グルマンくん」が主人公。有名な陶芸家で日本一のグルマン食井カン太を祖父に持ち産湯はフカヒレスープ、ベッドのスプリングは北京ダックなど24時間料理と向き合わされグルマンとして英才教育を受け育った天才料理少年グルマンくん。料理の腕前は奇想天外で天才的!肉でジャンボジェット機を作り空を飛ばしたり、ハンバーグ製の恐竜にフライドポテトを吐き出したりとグルメと格闘する漫画である。